Levi‘s 507XX 1953model 「ファーストウォッシュ」
ファーストウォッシュの工程と生地の縮尺寸を紹介します。
何故数あるブランドの中から「Levi‘s」なのかという点に関しては
kilometer0paris.hatenablog.com
をご覧ください。
購入を悩んでいる方や洗濯方法を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
[モデル]Levi‘s vintage clothing 507XX 1953model (未洗い)
[生 地]CONE DENIM
[生産国]アメリカ
[サイズ]38(日本サイズM)
2019年10月現在、Levi‘s vintage clothing(以下LVC)のアメリカ製のモデルは店頭に無くなっております。古くからLVCの生地を供給してきたコーンミルズの工場が閉鎖した事に伴い、日本の「カイハラデニム」の生地を使用しブルガリア等で生産しております。
今後もアメリカ生産のモデルはlot数が少なくなり、いずれは新品の状態で出回ることはないのではと考えます。
正直なところコーンデニムが世界最高というわけでもなく、カイハラデニムのほうが品質は優れているかもしれません。しかし「オリジナル」にこだわると、アメリカ生地でアメリカ製のほうが興奮するのです。
[ ファーストウォッシュの工程]
1 裏返しにして40度以上のお湯に浸け置く
2 お湯を変え、さらに1時間浸け置く
3 裏返しのままネットに入れて洗濯機で洗濯をする(洗剤はほんの少し入れました)
4 アタリが出やすい部分に洗濯糊を塗り、浴室乾燥で3時間乾燥させる。
今回はフロントプリーツの部と袖の中腹に塗りました。
以上となります。
洗った後はこんな感じです。
以下縮尺率です。
肩 幅:49cm → 46cm(-3cm)
身 幅:55cm → 52cm(-3cm)
着 丈:61cm → 56cm(-5cm)
袖 丈:63cm → 58cm(-5cm)
袖渡り:20cm → 19cm(-1cm)
綺麗に横は3cm、縦は5cm縮む結果となりました。
A.P.C.のセカンドタイプのXSを未洗いのまま着ておりますが、507XXのほうが身幅のゆとりがあり着心地はとても良いです。
いかがでしたでしょうか。
このブログを見て、コーンデニムの507XXをエイジングさせて青くしたい!!
思った人が一人でもいればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。